琉球音楽「全友會」とは、與那覇徹（よなは徹）の主宰する琉球音楽練場の総称です。沖縄の三線教室では、複数の支部を持つ教室は、「全友會」のような総称を持つところが数多く存在します。

「全友會」は琉球古典音楽野村流音楽協会に所属して活動をしており、協会の活動等では「與那覇徹研究所」の表記を用います。

「全友會」は2000年に與那覇徹（よはな徹）が創設、翌年2001年に北谷練場を開設し、門下生を迎え、研究所活動を開始しました。2009年に初めて門下生が琉球新報社の芸能コンクールを受験、新人賞を受賞し、以降毎年受賞者を輩出しています。2013年には野村流音楽協会の教師、2020年には師範も誕生し、與那覇徹の指導に加えて門下生同士の稽古活動も盛んに行われています。

2023年度の会員情報（会員総数44名）

師　範 4名

教　師 13名

門下生 27名

最高賞受賞者 9名

優秀賞受賞者 15名

新人賞受賞者 15名

　　新規入門 5名

ま琉球古典音楽を通じて、より深く琉球音楽を追求するべく、メンバー全員稽古に励んでいます。

琉球古典音楽について真剣に、深く学びたいという方には有意義な場になるかと思います。

稽古は定期的に行われていますが、練場によって曜日や時間、頻度が異なりますのでご確認ください。スケジュールは3ヶ月先まで決めるようにしておりますので、比較的予定の調整はしやすいと思います。

※新型コロナウイルスの感染状況によっては、ZOOMを用いたオンライン稽古となることがあります。

稽古では琉球古典音楽野村流音楽協会の楽譜「工工四」（上、中、下、舞踊一巻、二巻、手引き書等）を使用します。少し重いですが、この工工四一式を毎回持参し、稽古で使います。三線の貸し出しは行っておりませんので、ご自身の三線を持参ください。三線をお持ちでない場合は信頼できるお店を紹介しますのでご相談ください。

活動にかかる主な支出は以下の3つです。

• 入会金：10,000円
  入会を決めた後、初回の稽古でお支払いいただきます。入会金支払いの初月は、月謝、運営維持費は不要です。
• 月謝：月5,000円
  練場によって運営維持費や練習会場代を別途お支払いいただきます。
• 年会費：年5,000円
  内訳は全友會年会費1,000円/野村流本部年会費2,000円/野村流支部年会費2,000円です。年1回、毎年4月に徴収します。4月以降に入会された方は、翌年の年会費支払い月（4月)まで支払い不要です。