琉球古典芸能コンクールは毎年沖縄・那覇市の琉球新報社の琉球新報ホールにて開催されます。
琉球古典音楽を習った年数により受験資格が決められており、最初は新人賞から挑戦し、合格したら3年後に優秀賞、さらに3年後に最高賞を受験する資格が得られます。
コンクール受験対象者は受験する年の4月までに全友會内の予備審査を受けます。そこで受験可能と判断された場合は5月に師匠を通じて応募し、試験一ヶ月前の6月に受験日がわかる段取りになっています。
試験自体は毎年変動しますが、7月末頃前後の数日間を通じて新人賞の審査が行われています。その後優秀賞、最高賞と8月中に審査があります。
これまでに数多くの受賞者を輩出していますので、先輩たちが丁寧に指導に当たります。後輩に指導する中での学びも大きいのです。