琉球古典芸能コンクールについて

民謡も古典も、各教室はそれぞれ属している協会が催すコンクールが存在し、年数に応じて受けることが可能です。琉球音楽全友會の練場は野村流音楽協会に属していますので、琉球新報社が主催する琉球古典芸能コンクールに参加し、毎年各練場より対象者が受験しております。 

第52回課題曲 琉球新報社Webサイトより
第52回課題曲 琉球新報社Webサイトより

琉球古典芸能コンクールは毎年沖縄・那覇市の琉球新報社の琉球新報ホールにて開催されます。

 

琉球古典音楽を習った年数により受験資格が決められており、最初は新人賞から挑戦し、合格したら3年後に優秀賞、さらに3年後に最高賞を受験する資格が得られます。

 

コンクール受験対象者は受験する年の4月までに全友會内の予備審査を受けます。そこで受験可能と判断された場合は5月に師匠を通じて応募し、試験一ヶ月前の6月に受験日がわかる段取りになっています。

試験自体は毎年変動しますが、7月末頃前後の数日間を通じて新人賞の審査が行われています。その後優秀賞、最高賞と8月中に審査があります。

 

これまでに数多くの受賞者を輩出していますので、先輩たちが丁寧に指導に当たります。後輩に指導する中での学びも大きいのです。


第52回琉球古典芸能コンクール新人賞受賞
第52回琉球古典芸能コンクール新人賞受賞
表彰式の様子
表彰式の様子

表彰式
表彰式
コンクール特別稽古の様子
コンクール特別稽古の様子